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2017年05月25日

トイレから考える

はじめまして。この度、初めてこのブログの記事の執筆をいたします、横山です。
建築や住宅、デザインにまつわる話ということで、今回はトイレに関してのトピックです。
以前、私がヨーロッパを訪れた際に気付いた3つの日本との違いの話をしたいと思います。

① 男子便所と女子便所の「色」
日本では、男子便所は黒や青、女子便所は赤やピンクが、サインや内装によく使われていますね。しかし私が訪れたイタリア、フランス、スペインでは公共施設で男女のトイレの色が分かれていることは稀でした。
② 排泄後の「流し方」
日本だと、ハンドルや、センサー式のもの、壁面のパネルにボタンがついているものを見かけます。ヨーロッパでは、1分程に1度勝手に流れるものや、センサー、ボタンなど様々な流し方があり、日本よりもボタンが大きいものが多かったです。
③ 「文字」が少ない
日本のトイレは外国の方が一度利用すると感動する、と言われるほど多機能で、蓋が自動で開いたり、暖かかったり、ウォシュレットがついていたりと至れり尽くせりですが、その反面、ベビーチェアやボタンのパネル、使用の仕方などの説明文が多いです。ヨーロッパでは様々な言葉や文化の人の利用を想定してか、ボタンのデザインや便座、機能、全てがシンプルでした。

 快適性や機能性が高い反面、少し複雑な現代の日本のトイレ。機能は最小限ですが、誰でもぱっと見で使えるような現代のヨーロッパのトイレ。小さな空間、また些細な行為の中にもそれぞれのデザインがあります。なぜ各々のかたちやデザインの違いがこんな風になったのだろうと考えると、文化的な背景や意識の違い、自分たちの暮らし方を考えるきっかけになるかもしれませんね。yokoyama

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