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2017年05月18日

屋根の勾配について

屋根の勾配は、急勾配・並勾配・緩勾配の3種類に大きく分けられます。
急勾配は、一般的に6寸勾配以上のものを指します。角度がある分、雨が屋根に溜まりにくいので、雨漏りがしにくくなります。また、屋根裏が広くなるので、収納スペースが増えます。しかし、傾斜が急だと屋根面積が広く、工事の際に、大規模な足場が必要となる為、コストがかかってきます。岐阜県にある白川郷の、合掌造りの家は、屋根勾配がおおよそ60°あり、約17寸勾配となっています。
並勾配は、3寸~5寸程度の勾配を指します。一般的な家屋に多く、瓦屋根の場合は、4寸勾配以上が必要になってきます。多くの屋根材に適合しているので、改修や改築の際に、屋根材を変更しやすくなります。
緩勾配は、三寸以下の勾配を指します。傾斜が緩いので、風の影響が少なく、コストが急勾配の物と比べて、安価になっています。しかし、使用できる屋根材が、金属系の、ガルバリウム鋼板などに限られてきます。
特に、緩勾配は、屋根葺きの仕方や材料によって、最小勾配が変わってきますので、建物の意匠を崩さないような屋根のデザインを考えていきたいと思います。yoshida

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