多自然川づくり

2009.05.30

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先日、あるTV番組で、多自然川づくりについて特集されていました。
聞き慣れないこの言葉と、昔の光景のような川が映像に流れていたので、非常に興味がわきました。これまでの日本の治水は、住むところと、川のスペースを完全に分けて、川の土手は、コンクリートに変わり、深く、幅は極力狭く作られてきました。しかし、その結果、生物は死に絶え、洪水になると、非常に被害の大きいものになってしまいました。
しかし、最近になって、川幅を広く、自然な水の流れの経路をとり、土の護岸工事が、進められてきているようです。当然、川幅を広くとれば、そこに住んでいた人たちは、立ち退きを余儀なくされますが、このような川ができると、そこに本来住んでいる生物などが、1年ほどで、帰ってくるそうです。また、鮎などの藻を好んで食べる生物が、水質浄化にも役立っているそうです。国土の狭い日本ですが、住むスペースも、ゆずりあい暮らしていく時代に入っていると感じましたし、人間の欲望が、地球を汚し、最終的には、自分たちの首を絞めているのではないかと思いました。この川づくりの最大の効果が、こういった地域に開かれた川には、地域の人々が集まってきて、市民交流の場になるそうです。
川や、自然につながる住空間ということだと思います。
自分たちの目指す住宅づくりに似ていると思いました。
私自身は、エコという言葉があまり好きではありません、エコカーとか、エコ家電とか、・・、・・。
現状、車に関して言えば、そういったことよりも、車が入ってこれるエリアを限定した都市計画にするとか、電車や、地下鉄の整備を進めるなど、多自然川づくりに学ぶところは多いような気がします。
私たち個人も、大きな敷地に大きく住むのではなく、最低限の敷地に、伸びやかな空間で住むという考え方に変えていかないといけなくなるのではないかと考えさせられました。

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ストーリーのある、モノづくり。

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