Refraction

refraction

間接光の効果を生かした、
限られた土地で広がりのある住まい

南北に長い狭小敷地は、名古屋市内の市街地に位置し、西側には高速道路、北側には親世帯の住宅が建ち光、風とも全ての部屋に取りづらい敷地形状、周辺状況に位置しています。
そこでまず、計画する建物のちょうど真ん中2層部分に大きく口を開けたような南北を縦断する空間を挿入することとしました。この南北を縦断する空間は、リビングに隣接をさせ、中庭空間のような伸びやかな空間とし、この中庭のような空間は単純な直方体空間とはせず、壁、天井を、くの字に屈折させることにしました。壁面、天井面を屈折させることによって、直射光を反射させ、さらに屈折を連続させ更に奥の空間にまで光を到達させることを狙います。
光を屈折(refraction)させて、内部空間に光を広げより明るく、広がりのある住まいを目指しました。

愛知県 / 木造住宅3F / 新築 / 敷地面積96.95㎡ / 建築面積57.06㎡ / 延床面積117.38㎡

2019年 グッドデザイン賞 受賞

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